けっこう真剣に…

悩んじゃいました。たぶん、たぶん妊娠中でつわり中だったというのが大きかったのだろうけど、冬の終わりくらいから春にかけて、娘に怒りすぎてしまっていた。自分の精神的な不安定さや余裕のなさがダイレクトに感情に出てしまって。2歳前だった娘には分かるわけないしただただ怖かったと思う…本当に可哀想なことをしてしまいました。
そんな怒りと育児の記録です。長いです。
冬の終わりは本当に余裕がなくて。保育園のお迎え後、どんどん暗くなる空に、ベビーカーに乗らずに歩きたがる娘。結局途中で抱っこをせがみ、私は仕事とつわりでもうげっそりのどんより。なんとかなだめすかせながら歩かせて、普通に歩いて15分の道のりが1時間近くかかる。帰って、急いで夕食の支度をする私に、「あそんで!なんか食べさせて!」とぐずって泣いて大騒ぎの娘。この辺でだいたいプッチンでした。「なんなんだよ!」って怒鳴る。全然娘のためのしつけじゃない、自分のイライラをコントロール出来ないただの怒りの爆発です。あー、思い出すだけで反省で涙が出る…。
春を過ぎて、時折娘が私を怖がったり、少し怒るだけですごくビクッとするようになって、やっと本当に大変なことをしたと気づかされました…。
今は、つわりも終わって日が伸びて(夏至は過ぎましたが)、産休に向けて2週間に1度くらい有給をもらいながら体調と精神のコントロールをしながらの日々です。心の余裕も出てきて、娘のイヤイヤにも辛抱強く対応出来るようになって。ほっぺにチューもハグもたくさんして、娘もまたのびのびしてくれるようになりました。
そうそう、イヤイヤに辛抱強く対応できるようになったのは、夫の姿勢も大きかったです。だいたい二回くらいイヤイヤ言われたら「じゃーいいよ!」と半ば逆ギレしていた私(ほんとひどい)。しかし夫は、何度娘に「やだよ!」と言われても「お願い。パパ、○○ちゃんと〜〜したいな。」と説得して、5回目くらいで娘も「いいよ!」と言っていて。ちゃんと娘もわかってくれるんだ!と、夫の姿をみて本当に自分を省みました。
思い返すと、自分の人生は「怒り」の感情がすごく大きかったしそれに支配されることもありました。自分にも周りにも、変なところでかなり厳しくて、上手くいかないと怒りが暴走したりして。長女として育ったせいか気遣い屋のわりに気が強くて、私と結婚してくれた夫は本当にすごいなあと常々思ってた。そんな私の「怒り」が、始まったばかりの娘の人生を台無しにすることがあっては絶対にいけないな、と今はなんとか客観視ができています、たぶん。私の人生は、もうしばらく怒りの感情のコントロールに費やさなきゃいけないみたい。
本当に色々悩みすぎて、以下の本も買ってみました。レビューによっては、「当たり前のことしか書いてない」と言った声もありますが、その当たり前を、何度も何度も胸に刻まなきゃと思うし、余裕がないと当たり前をいとも簡単に見失ってしまう自分よ…。

なんかもう育児っていうより、自分の内面の問題だなこりゃ…。
まあ、冬は寒いし子供も風邪ひきやすいし日が短くて気も焦るし、とにかく乳幼児子育てにはストレス過多だったんだよね〜…と責任転嫁したりもしつつ。。