運動会!

しつこい発熱で平日散々保育園を休みつつ、今日なんとか無事に運動会に参加出来ました。
保育園の先生たちって本当にすごいなあ…と思うような準備ぶりで、体育館が可愛く飾り付けられていたり各競技の小道具が細やかに作られていたり、いつもは高いなーと思う保育料ですが今日ばかりは「あの額でここまで色々していただいてありがとうございます!」という気持ちになりました。保育士さんは安月給と言われていますが、本当に必要な職業だし、私たちが払っている保育料が少しでも多く保育士さんたちの懐に入りますように…と願わずにはいられません。
そんな手作りの暖かい飾り付けの体育館で行われた運動会、娘は普段の練習を生かして完成度の高い踊りを見せてくれたり、親子競技でも素晴らしいパフォーマンスを見せてくれたり、というわけはもちろんなく……。朝から機嫌が悪かったことに加えて初めて入った近所の小学校の体育館に猛烈な場所見知りをして、運動会中はほぼずっと抱っこで降ろそうとすると怒り泣き、親子競技に至っては2番手の出発だったので最初にスタートしたお友達を追いかけたいのに止められて怒り泣き、ダンス用の可愛い衣装を切るのが嫌で脱いでは怒り泣き、私がちょっと離れては怒り泣き、ほんとーに大変な運動会でした。
まあ、1歳児の運動会って、こんなものなのだろうな。保育園の運動会に参加するという、今まで知らなかった世界を知ることができてとてもおもしろかったです。娘が生まれたことで、知らなかったたくさんの世界を教えてもらえて感謝してる。親として保育園の運動会に出るのって、大変だったけどすごく楽しかった。
運動会の後半で上級生がずっと練習してきた踊りを披露した時は、全然知らない子達なのに頑張って練習をしたであろうその背景を勝手に想像して親の立場で泣けてしまったし、アナウンスしながら感極まって思わず涙声になる園長先生の優しさにも感動した。こういう、もう自分が出場しない、自分が主役じゃない世界に私は身を置いているんだなぁと感じたし、それは全然ネガティブな感情ではないとも思いました。いろんな人生を歩む人がいるとは思うけど、私は次につなげる役割を担って子どもをきちんと育てなければ、と改めて実感しました。うん、未知数の子どもの成長はほんとおもしろいし予想だにしない感動がある!