もう、とにかくみんな頑張った。
この1週間足らずで3人の患者さんを看取った。
さすがにちょっと何かツイてるんじゃない?と冗談半分で周りに言われて、私自身もお祓いしたほうが良いのかな…と落ち込んだり悩んだりもしたけれど、自分が関わった方は、皆自分を選んでそのタイミングでお別れをしたのかなぁと思うと、少し救われるし嬉しいような気もする。別れはいつも悲しいけれど、最期を看取れることはある意味で幸せなような気もする。
急変やら問題ばっかり起こしていたけど憎めなくてみんなに好かれていたおじいちゃん、最期は何日も粘って粘って、家族に囲まれてお昼過ぎに亡くなった。お陰で日勤のスタッフも夜勤のスタッフもみんな見送ることが出来た。寂しがりやでナースコールも多い人だったから、ちゃんとみんなが揃ってる時間に亡くなるなんて○○さんらしいねってみんなでちょっと笑って、少し泣きそうになった。

まだまだ全然私はひよっこなので、こういう日は家に帰ってとにかく泣く。泣かない自分になりたくないけれど、泣くのはとてもしんどい。不思議な仕事だなぁ、と一人ごちて、私はまた出勤していく。本当、不思議な仕事です。