恋人と六本木ヒ ルズへ。いかにもデートな場所に行くのは、少し照れる。待ち合わせの改札で彼を見つけたんだけど、なんだか声がかけられなくて思わず少しだけ柱に隠れたりした。何をしているんだろうか。恋人でも友達でも、会う瞬間ってすごく緊張します。無事に合流して六本 木ヒルズに行くと、展望台とスカイデ ッキと美術館の1年間フリーパスが販売されていて「いいなぁ」と呟いていたら、「これからたくさん来よう」って言ってくれて2人分のフリーパスを買ってくれたのでびっくり。これ、実のところクリスマスのプレゼントより何よりすごく嬉しかったのです。高いところが好きなのでここの展望台も大好きなのだけど、1回に1500円かかると思うといつも尻込みしていたので、これから1年間はいつでも来れると嬉しくて嬉しくて、1日中しつこいほどに感謝を伝えた。今でも、フリーパスのことを思い出すとにやにやします。ああ、嬉しい。前世のいつかは鳥だったのかも、と密かに思うくらい見晴らしの良い所が好きです。展覧会も展望台も楽しんで、私の家でお鍋をした。恋人とお鍋を囲むのは、幸せで楽しい。家庭っぽくて。