■
- 作者: 角田光代,角川書店装丁室
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2006/02/24
- メディア: 文庫
- 購入: 4人 クリック: 29回
- この商品を含むブログ (109件) を見る
でももちろん葉子のように冷静に客観視する視点だって持ち合わせていて、大体の女性はそうやってどっちの要素も持ちつつ、その上でより多い要素の方にカテゴライズされていくんだろうな。尽くす女か尽くされる女か。白黒はつかない。
いっぱい痛々しいことが起こるけど、現実の苦々しさとか、好きになる人(惹かれる人)は必ずしも相性が良い人ではないこととか、的を得ているような。