舟を編む

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原作も読みやすくて、映画も評判が良さそうだったので観賞。公開してからまだ1か月くらいだと思ったけど、地元の映画館ではもう夕方1回しかやっていなかった。
落ち着いた映画で、隅々まで凝っていて大事に作られた映画なんだろうなぁという印象でした。原作を読んでいた分、2時間でストーリーを納めなくてはいけないという映画の詰め込み具合を少し感じてしまったけれど、存在感のある役者さんたちが限られた時間の中でも登場人物の性格や感情の揺れをできるだけ表現しようとしているのも伝わってきて、キャスティングも素晴らしかったと思います。
ここのところずっとパンフレットは買わなかったのだけど(読み返すことがほとんどない!)、この映画のパンフレットは気合が入っていると聞いたので久しぶりに購入。一部に辞書のために作った紙が使われていて、マジメさんの言う“ぬめり感”を体感できた時は思わず「おー!」と声を上げてしまった。ちゃんと1枚ずつめくれるの。役者さんの表現力に加えて、紙の質感や辞書のポスターなど、こだわりを持って作られたいろんな要素がこの映画をリアルにしてくれている。
余談ですが、子供と電話している西岡さんがとってもおもしろかった!リアリティ、というよりは少しやりすぎているかもしれないけど、親バカって周りから見たらきっとこういう感じなんだよなーと納得。いいお父さんしてるんだな、と想像できる一場面でした。

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延長戦開始。

ついに予定日当日。40週に入りました。
なんとなく落ち着かない気分だったけど、夕方まで何事もなく過ごしてしまったからえいやっと映画を見に行ってきました。ところが、映画がはじまったらどんどんおなかが張って下腹部痛が!!これはやばいかもしれないと思いつつも、まあ初産だからそうそう早くは生まれてこないだろうと大きく構えたら、段々と痛みは消えて行ってしまいました…ちょっと残念。あれが前駆陣痛ってやつかな?
その後は映画も無事見終わって、夜にも不規則的に張りと痛みを感じたけれど陣痛というほど強くなることはなく、生殺し状態…(´ω`)明日はまた妊婦健診だけど、「まだ生まれないの!?」と先生に言われてしまうのがストレスだなー…自分でコントロールして出産できたら苦労しません!はあ…
関東で待機中の旦那さんからは「自分の周りのあの人もこの人も何人も初産は遅れてるって!大丈夫!」という励ましメールが届く。相変わらず優しいのである。
それと、予定日の今日、数人の友人から「そろそろ出産だね、頑張れ!」というメールが届いて感動…!誕生日や記念日ならまだしも、友達の出産予定日を覚えてくれているのってとても思いやりを感じますね。私もこれから出産の友達には、私がしてもらって嬉しかったことをしていきたい。ついでに言うと、母の友人やご近所さんは「もう生まれた!?」と聞いてくるので、それはストレスなんだよね…。興味本位という感じがしてしまう。伝え方、大事だなあ。
ここからはもう無期限延長戦ですので、相変わらず体調に気をつけつつお子の誕生を待ちますっ!